![]() きもの表地(絹100%) |
時が磨いた洗練、伝統という知的な技を駆使して描く匠の逸品 現代によみがえった幻の染め、最高峰の美しさを表現する辻ヶ花 辻ヶ花は室町時代に生み出され、桃山時代には絢爛豪華な文化の代表衣裳となりながら、瞬く間に姿を消した染め技法。そのため「幻の染」とうたわれ、独特の神秘的な美しさで人々の心を魅了してきました。多くの技法を取り入れた模様染めは、後の友禅染や鹿子絞りを生む基礎になったともいわれています。遥か時を越えて、近年になり、研究者たちの努力で復活した辻ヶ花は、桃山の頃と変わらない独特の美しさで、再び人々の心を魅了しています。おおくの染技法は濃い地色と白く染め残された部分とのコントラストにより美しさを表現しますが、辻ヶ花はその白く染め残された部分にも手描きで彩色する丹念な作業により生み出されます。絞り染の強い色彩と手描きのやわらかく優しい色合いの調和が、華やかでありながら、格調高さや品の良さも感じさせます。 辻ヶ花の魅力が生きる、数々の柄行き 多色使いで描き上げた華やかで豪華な柄行きが高貴な印象を与える「高辻」と能衣裳を連想させる落ち着いた色合いで、女性らしさを表現した「能美」。そちらの留袖も辻ヶ花の技法を駆使して感性させた傑作だけあり、その存在感や美しさは極上です。 |
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