素材にこだわり、技を凝らした手しごとの粋。
  美への情熱が生む珠玉の礼装美。
大和遠望
きもの表地(絹100%)

まさに竜宮のよう、美景を映した感嘆の柄行き


 奈良県にある薬師寺を勝間田池から望んだ風景の美しさをそのまま描き出した「大和遠望」は、晴れの式典にふさわしい格調高い留袖です。古くから薬師寺に建ち並ぶ素晴らしい伽藍が、勝間田池の水面にうっすらとその姿を映す様子は”まるで竜宮のよう”と讃えられたと伝えられています。その美しい薬師寺の風景を全て忠実に描写しました。塔や堂は豪華な印象を与える金色で贅沢にかき上げています。
 また柄行き全体を落ち着いた色彩でまとめあげることで、夕日に照らされているような神秘的な美景を感性させました。どんな年齢の女性にも似合い、着姿に優美な品格を感じさせます。


熟練のぼかし技法が生んだ傑作

 勝間田池から薬師寺を望む風景を描いた「大和遠望」の完成度を高めているのは熟練のぼかし技法です。磨き抜かれた職人の手から生まれるぼかし技法を駆使した柄行きは極上。薬師寺の伽藍とそれを囲む自然美にメリハリがついた柄行きを実現して、神秘的な美しさを倍増しています。
 また、まるで本物の景色をみているような遠近感も演出し、臨場感あるれる見事な美しさを描き出しました。「大和遠望」は最高峰と呼ぶにふさわしい、ぼかし技法の傑作です。